カラフト伯父さん見てきたけど最早いのおくんは食品ではない

(!)ネタバレ

(!)他担感想文

 

 

 

とてもいい席だった。いのおくんがカーテンコールで立った瞬間真正面に来るような、グローブ座に後ろすぎるというほどの後ろはないが後ろ過ぎず前過ぎず私ちょっと見学に来た偉い人とかなんじゃねえかみたいなそんな席だった。だからとっても眩しかった。

カラフト伯父さんという物語は、いのおくん演じる徹くんが職場から軽トラに乗って帰宅するところから始まる。その後セット転換はなく、全てのシーンがいのおくんの自宅である寂れた鉄工所で動いていく。徹くんが帰宅するのは夜なので、車のライトが付いていて、とてもいい席なので全身にヘッドライトを浴びる。後ろのお姉さんが眩しいと言いながら笑っていて、私の隣のお姉さんがその話し声に気を取られていて、私はいのおくんが全く見えなかった。私は車の免許を取るためにちょうど今教習所に通っているのだが、なんかこんなんこの間習ったなーとか視界がないのでうっすら考えていた。眩惑。対面の車のライトが眩しくて前が見えなくなること。目がくらんで正しい判断ができなくなること。目をくらましてまどわすこと。馬鹿なオタクなのでかわいい子が眩しすぎたときに使おうと思って覚えてしまった。

www.karafuto-ojisan.jp

この舞台の面白いところとして、公式サイトのあらすじがストーリーを完璧にまとめきっちゃっているところが挙げられる。主人公の徹は、小さい頃事あるごとに自分のもとにやってきて色々なことを教えてくれたかっこいい「カラフト伯父さん」が、震災や、その後の自分の困難な時に仕事を理由にして現れず、更にその仕事に失敗し借金を抱え大人になった自分を頼ってきたということに対し軽蔑し憎しみを抱えている。徹くんのお父さんである「カラフト伯父さん」は、徹くんに会っていないので、自分が会いに来なかったから嫌われているなど知る由もなく、「ここに来れば簡単に金が借りられる」と言って東京からやってくる。家にやってきたカラフト伯父さんに徹くんは自分の絶望を伝え、父子は新たな親子として再スタートを切る。エンディング。キャストは3人しかおらず、セットも転換せず、その上で本当にこういう、なんというか、まとめようと思えばあらすじにストーリーが入りきっちゃうような話なので、冗談抜きでいのおくんの類稀なる演技力に全てを委ねた作品となっている。で、このいのおくんの演技が本気でマジで最高だ。

徹くんは感情の豊かな普通の男の子だ。アドリブの掛け合いの中で徹くんが選ぶ言葉の中にはいのおくんの影が見えるものもある。私の感想としては、徹くんはいのおくんと完全に分離してはいなかった。股おっぴろげてソファーに座って冷蔵庫を足で蹴っ飛ばしたと思ったらストリッパーの仕事について聞いて狼狽えて照れる。泣いたり怒ったり笑ったり呆れたり照れたり黙ったり優しくしたり軽蔑したりと忙しい徹くんの心にいのおくんが馴染んでいた。徹くんの一部分に上手く収まっているいのおくん、といった感じで、動作にいのおくんが混じるたび異様に興奮した。

そしてそのいのおくんを内包した徹くんは、最後の山場で、どうして俺をそんなに嫌うんだとカラフト伯父さんに問われて、キレる。

これはもう流石に舞台を見てくれとしか言いようがない。汗を額から滴りそうなくらい流す、普段だったら溶けかけの雪見だいふくみたいとしか見えない綺麗な顔が寂しさに歪んでいるのを見て呆然としてしまった。グローブ座にいた人のうち半分ぐらいはいのおくんのことを食品と思っていそうだが、あの徹くんを食品に見立てられる人はそうはいないだろう。それほどまでに人間だった。本当の気持ちを話した家族は分かりあい、徹くんはお父さんを東京に送るため車を出す。いのおくんの演技に圧倒されて固まったままの客席が、発進後即エンストしたいのおくんの運転で大爆笑して終わり。理想のハッピーエンドだった。カーテンコール後に荷物をまとめながらわっと盛り上がって話の飛び交った客席が舞台の面白さを表していたように思う。

ノリに乗ってるじゃんぷちゃんのノリに乗りまくってるいのおくんの初主演舞台、○○出のJUMP担は永遠の新規直前、最後のラストチャンスを逃したくないあなたは必見だよ!

忍ジャニ参上した(ジャニーズWESTさん入門編その2)

関西ヤバい!!!!!!!!!

重岡くんとか小瀧くんとか神山くんとか康二ちゃんとか紫耀くんとか何かそういう関西の主要メンがいっぱい忍者という「忍ジャニ参上! 未来への戦い」という映画のDVDを買った。ジャニーズWESTさん入門の一環として購入に至ったのだが、いやーれんれんが可愛すぎる。そしておおにちりゅーちぇーちゃんが可愛いという不変の真実。 なにキンちゃんからうえすとさんに興味を持ってここに来たのに元に戻ってどうするんだ?関西怖い。そしてこの映画とそれに伴うメイキング、舞台挨拶はよく見たら2013年秋から2014年6月までの主要な関西Jrの皆様の映像をしこたま記録してる良い資料だった。しかも全てがとにかく面白い。なんなんだマジで。

 

 

  • 本編

美しいものは全て善いという決まり事が隅々まで満ちていて綺麗な人は全員味方だった。えっと……重岡くんと小瀧くんと神山くんと向井くんと紫耀くんが五人組の忍者で重岡くんがかわいいお兄ちゃんで小瀧くんがクールな弟で兄弟、その上に照史くんがお兄ちゃんで居たんだけど死んでる。照史くんは開幕から終わりまでずっと死んでる、淳太くんはなんか普通に生きてる。そしてりゅーちぇーとれんれんはずっと泣いている。ストーリーは気にするな、顔が可愛ければそれが全てだ。小瀧くんの涙がマジでダイヤモンド。

  • メイキング

一際輝いていたのは向井くんと紫耀くんをドッキリにかける企画だ。二人の前で重岡くんと小瀧くんが喧嘩を始めるという内容なのだが、ドッキリだとネタバラシされ「だって怖かったもん……急にみんな怒るし……」とぐすぐす泣き出した紫耀くんに「ごめん、ごめん紫耀全部ウソやで」と優しく声をかける神山くん、そして後ろで一人大爆笑する小瀧くんなど夢のような祭りが同時開催されすぎて本当に辛い。唐突に自担の好きなところについて言及するけど小瀧くんのことを絶対に甘やかさない、甘やかしようのない人と小瀧くんの組み合わせって最高に素敵だ。紫耀くんとか勝利さんとか強そうな人たちといる時の小瀧くんはちょっと酷い男っぽくてかっこいい。更に「小瀧くんが飼ってるペットの重岡くんが逃げ出した果てに産卵する」という狂気のおまけドラマも収録されており、これがまた意味が分からなくて楽しい。好きだ。

  • 舞台挨拶

超絶かわいいおおにちりゅーちぇーちゃんを温かく見守っている照史くんに保育されたさがすごい。私のことを産んで育ててほしい。五つ収録されてて、後半はもう一週間二週間おきぐらいで行われてる舞台挨拶なのに神山くんの髪型が全部違うのでまだまだ新鮮にビビる。照史くんが淳太くんに話を振ったのに小瀧くんがボケて喋りだした時のツッコミ、「あなた望くんです、ぼく淳太くんです」が生まれたてのマスコットみたいですごくかわいかった。

 

ジャニーズWESTさん入門編その1

ここまでのあらすじ:ジャニーズWESTさんが大好き。

小瀧くんを好きになったのはいいが、何をしたらいいのか分からない。東京在住の地方民ヲタである私は、CD発売期でもないかぎり、うえすとさんを週1のラジオ(bayじゃないか・7人の中からランダムで3人出演)2週に1度のリトルトーキョーライブ(7人の中からランダムで4人)、月に2回の少クラ、もはやランダムイベントという確率で出てくる関西ローカルのジャニ勉(をTOKYO MXが気合で映してくれているやつ)でしか得ることができない。あとドル誌。低燃費ヲタなのでもちろんこれでも普通に生きていけはするのだが、まあせっかくということで、過去のうえすとさんを漁ってみようと考えた。友達のいないインターネット住民の私は心の優しそうな方々に昔のうえすとさんについて知りたいんですけど何から手を付ければよろしいでしょうかと某askで尋ね、多くの場合「関ジュ時代のラジオ(もぎたて関ジュース)」や「少クラin大阪」と答えていただき、それならばと検索窓の開く限り貪り食っていた。しかし途中でふと大きな違和感に気付く。いや、ジャニーズWESTさんのこの1年もよく分かっていないのに、いきなり関ジュ時代に飛ぶのはおかしくない!?だって私ええじゃないかのPV見たことないよ!?

そんなわけで以下、なるべく早く先人たちにオススメしていただいた部分にたどり着くため、地元のタワレコジャニーズWESTと書いてある棚をほぼほぼ空にした小瀧担新規の買い物ログである。CDも買ったが歌の感想を述べるのが異常に苦手なためDVD部分のみ。決して面白い内容ではないため、ここまでの長い前置きを読んでいただいた方は全体的に申し訳ない。

 

なにわ侍BD

言わずと知れたTLの関ジュ担が去年の冬に突如号泣し始めて何が起こったのか分からないながらも喜んでいるのでとにかくおめでとう感だけ出しておいたあの伝説の初日の舞台のアレである。BDが出ているため、ゴージャスで盛り盛りなあの楽しい衣装を綺麗な映像で見ることができる。余談として、この時の淳太くんは頭に白い羽根が刺さっているが、後に耳に孔雀の羽根も刺さる。本当にすごい。askからの転載だがこの舞台は珍しく感想を書いていたのでついでに載せておく。 

なにわ侍の感想が聞きたいです - 上書きできない常識

観劇時の楽しかった気持ちを一つも損なうことのない良いBDだった。お涙頂戴の茶番なんて見たくないんだよ!という私のような捻くれたジャニヲタも、別にそんな宗教色無いし悲しいのはオーディションに落ちた神山くんが始める土木作業員っぽいアルバイトが異様に似合いすぎるところくらいだし他は全部萌えるシンメ×3とよく転ぶ台湾人の身の上話だし見たらいいんじゃないかな……ほら……闇のインターネットとかでいいから……

ええじゃないか

「僕たちを見てくれている皆さんに、笑顔と、愛と勇気を届けれたらいいなと思いますのでこれからも頑張っていきたいと思います」って笑いながら言ってくれる小瀧くんの顔がアンパンマンでかわいい。1stシングルということで、スタッフさん曰く「フレッシュでさわやかな感じ」、本人たち曰く緊張しているそうなのだが、とてもそうは見えないので世の中不思議なこともあったもんだなと思う。この時から既にうえすとさんには自分のキャッチフレーズを話す癖がついておりとても楽しい。本当にファンが喜ぶのは自分たちがメディアで活躍すること、だからメンバーにそれぞれ分かりやすいキャラクターを付けて、少しでも世間にアピールしよう!って発想で去年の4月にやったコンサート中のキャラ付けコーナーに「ファンにありがとうのコーナー」って名前付けたの好きすぎて一生引きずる予定だからな!何だよそれ!?捻じれたオタクがアイドルと保ちたい距離感として100点満点にも程があるだろ!マジで私基本ずっと同じ話するから!ツイッターとか「そういえば」って付ければ何回でも同じ話していいと思ってるからな!

go WESTよーいドン!

1stアルバムに付いてくるDVD。レコーディング風景、ジャケット撮影、1830mの小瀧くんが山手線握りつぶしてるPVとそのメイキングあとなんかデビュー会見とかええじゃないかのメイキングまでちょっと入って全部盛り。もう単体でDVDだけ出してくれ。ぷくぷくに膨らませている小瀧くんのほっぺたをぺちぺちしている照史くんがもう羨ましすぎてもちもちのほっぺたをマジでもちもちのふにふにでもちもちでぺちぺちぷにぷに小瀧くんを見ているとパン食べたくならない? 

夢を抱きしめて

両A面シングルのいわゆる初回B。初回Aにあたるジパングおおきに大作戦が地元に売っていなかったのでまた探しに行くことにする。このPVがいわゆる淳太くんの耳に孔雀の羽根が刺さってるやつ。服も黒く、なんか炎が後ろで燃えていて、いかにもかっこいいPVだと思うのだが、メイキングでそのかっこいいソロカットを一人ずつ撮っている間残りのメンバーが全力でそれを茶化し真似っこし実況してくるのが面白すぎてだんだんよく分からなくなってくる。後々自分もやらなければいけないんだから絶対に弄られるって分かっているのに他の人のことを茶化さずにはいられないかわいさ、そして重岡くんの「これはな、恥を捨てなあかんやつや、もうなんか、かっこつけてるわってモニターを見てるメンバーがなんか言うのはもう分かってる」という熱い決意が光る作品。

 

  • 見ていないことが分かっている上に買える2014年の何か

ジパングおおきに大作戦(これは探して買う)/忍ジャニ(映画を見たことある分メイキングの為に買うかどうかが悩みどころ)/近キョリ恋愛(アオハライドを見るくらいなら死ぬと言い切れる少女漫画実写化作品が嫌いな私が果たして正気で見れるのか?己の限界に挑戦してみたい)

ジャニヲタが担降りするときによく書いてるめちゃくちゃ長い決意表明文

 ↓

 

ジャニーズWESTさんに、降りようか、降りないか、降りようか、降りないか、複雑な乙女心をツイッターで吐露していたら、askに「ななさん、彼氏出来たんですか!?」という質問が飛んできた。分かる。これはもう彼氏だ。お付き合いしてほしい。

 

そもそもなんでジャニーズWESTさんなのか

これはもう、大変理屈をこねまわして考えてみたけれど、年始に横浜アリーナで行われた1stコンサートで桐山照史さんに「かわいい!」って言われたからのそれ以上でもそれ以下でもなかった。

オタクとC&Rをし、嬉しそうにオタクに「かわいい♡」と返す桐山さんの言葉は新鮮な喜びに満ちていた。ファンサ降りという概念があることは大変に理解ができる。好きなアイドルに自分を見つけてもらったなんて思ったらそんなの私だったらきっと好きになってしまう。ただこれはもうそれどころの騒ぎではなく、あえて言うなら一万五千人に平等にばらまかれた愛を勝手に拾って恋に落ちてしまった。そのC&R昨日もやったんじゃないの!?昨日もちゃんと返ってきたんでしょ!?(私が入ったのは1月3日の昼公演だった)会場中にばらまかれたハートの矢のうちの一つが見事に私に刺さり、見た目のかわいい大怪我をする。いやだってうちわ振り乱してギャーギャー叫んでるところかわいいって言われるとかそんな人生ないじゃん……あと端の方の座席に「横の方見辛かったやろ?」とかそんな気を遣われるようなことさあ……

照史くんはコンサート冒頭の挨拶で「今日ぐらい俺たちと付き合おうぜ!」と言っていた。どこか、かの有名な松本様のコンサート冒頭挨拶「俺ら五人で七万人幸せにしてやるよ!」を思い起こさせるが、うえすとさんはその幸せの形として「コンサート中はお付き合いをしてくれる」というサービスを提供してくれるらしい。七人と一万五千人が付き合う二時間半が現代日本には確実にあるのだ。そしてそれとは全く関係ないが、私は中学を卒業するとき他のクラスメイトが「高校に行っても英語頑張ってね」「もう寝坊しないように」などと副担任に優しく声をかけられていた中で、一人だけ「悪い男に騙されたら駄目だよ」と生活に密着したアドバイスをもらった。

 

それでいて結局誰に降りるのか

1stコンサートで私は突如桐山さんに目覚めたわけだが、まず最初になぜジャニーズWESTさんのコンサートに行こうとしたかというと小瀧くんがいるからだ。小瀧くんがいるから、望みを叶えるには流れ星が必要なやつも行ったし、未亡人の淳子さんが隣に住んでる若い男に好かれてベランダで密会を重ねてるやつも行ったし、島に台風が来るやつも行ったし、グッズ買えなかったから100均で買ったコテに白いテープ巻き付けて振ったし、照史くんと淳太くんがハイタッチしたら客席がヒューヒュー囃し立てるやつにも行った。あと忍ジャニも映画館に見にいった。ただでさえデカい小瀧くんが巨大化して山手線を素手で握りつぶすところがとてもかっこよくて好きだった。

私の場合、グループの中に一人だけ好きなアイドルがいても担当にする気は微塵も湧いてこない。一人に集められる好きの量には限界があり、全員で稼いだ私の頭の中の好感度ゲージが適正レベルまで上がった時に初めてころころと転がっていく。言い換えるならこの一年は私のジャニーズWESTさん好き好きゲージを小瀧くんの水準まで上げることを目的としたものだったのかもしれない。

そして、小瀧くんを好きになったのはと考えると2013年の日生Anotherに遡る。こう…うまく言えないが、関西弁を話す、イケてる男の概念みたいな、本当に自分でも何を言っているか分からないのだが、概念的なところに惹かれた。日生劇場で一発キメたるJ的なそういうところがあった。

 映画の仮面ティーチャー(大好き)に小瀧くんの出演が決まった時にしたツイートだが、噛み砕いて言うならこんな感じだ。この頃私が信じていた小瀧くんのイメージを少女漫画で例えるならば、「白い方でも黒い方のヒーローでもなく、途中からやってきては主人公に猛アピールをしかけ散々引っ掻き回した後勝手に戦線離脱して主人公の親友といつの間にかくっついてそう」物語の本筋とは関係のないところにいるが故の圧倒的強者感。それが気が付いたら最強かわいい♡最年少の甘えたエースちゃん♡♡♡になり今や国民的弟なのだからマジでかっこいいし顔もかわいいしすごい。小瀧くんの顔は見ていると幸せになってしまうのであまり上手くは表現できないけれど、乳幼児用のおもちゃのような優しい形状をしている。顔なんてもう温めたら溶けそうなくらいふわふわのとろとろだし綿で包んだら同化して消えてしまいそうだ。好きすぎてもうこの文字を打ってるのすらつらい。 

 

地方民になるということ

というわけで東京に住んでいる私はこれから絶賛地方民になる。新鮮な絶望感だった。なにしろ、ジャニーズWESTさんが現状出ている、大概の番組の名前をもう聞いたことがない。なんだあほすきって。なんだ正義のミカタって。どこだABC朝日放送。担降りあるあるの一つである「○○くんの為に録ってあった番組に○○くんがいたなんて♡あの時の私グッジョブ♡」のような愉快な事象の全くない、そんな楽しい新生活の始まりに胸が高鳴っている。最近頓に思うのだが、もしかして日本の首都って大阪なんじゃないか?これから世の中が盛り上がっているときに一人でモニターの前に座りハンカチを噛んでいるところが容易に想像できるが、それでもやっぱり好きだった。私にとっては全てが初めての経験だが、世の中にはこれが基本生活な方も沢山いるのだろう。偉大なる地方民界に生きる先人の皆様はすごい。

 

 オタクの自意識と担降り

担降りは自意識との戦いとはよく言ったもので、私もこのひと月ほどは醜態しか晒してこなかった。自分の実感としても最強に醜かったのは、ついこの間、淳太くんがノンストップに出ていた時だ。

「いやー出かける前にテレビを付けたら偶然、偶然淳太くんがテレビに出てるの見ちゃったんですよー偶然偶然面白ーい」感をツイートから出そうと必死だが、普通に録画しながら見ていた。なんだったら前日から楽しみにしていた。しかし自意識に完全敗北しているので、こんなツイートしか打てなくなってしまうのである。貴様はいったい誰に言い訳しているのか。そして人はなぜこんなにも担降りに悩むのか。誰がどう見ても自分の欲望に正直だからこんなオタクなのに、素直に生きることはツイッターですらやたら難しい。母親(岩橋担)から「マザコンからのシスコン」「デカければいいのか」などの罵声を浴びつつも(母は何故かいつも私の担当に厳しい)スキを諦めたくなく、ここひと月は本当にうんうん唸っていた。ここまで来ると本当に意識の問題以外の何物でもないので、もうパコーンと降りるしかないのだが。

そんなこんなを乗り越え、私の頭の中のじゃんぷちゃん担やめたくない星人との長く苦しい戦いもいよいよ今日をもって終結を迎えることとなった。無事にここまでたどり着いたことを嬉しく思う。次のオタク人生も今と同じくらい幸せでありたい。それからせっかくブログなんてものを作ってしまったので、これを機に他のこともいろいろと書いてみようかなと考えている。ド新規が今気になっているのはジャニーズWESTさんの権力分立と神の分担(グループ設立に直接関わっている人(=神)がめちゃくちゃ多い話)について辺りだろうか。権力と責任を等分して空に浮かないように頑張る人間のアイドルすごいかっこいい。

中島裕翔くんから小瀧望くんに担降りしました。

  

テニミュのDVDの感想もっと聞きたいです><!どの子が可愛かったとか何でもいいのでよかったらお願いします><!

テニミュのDVDの感想もっと聞きたいです><!どの子が可愛かったとか何でもいいのでよかったらお願いします><!

 

私が見たもの:ミュージカルテニスの王子様全国大会青学vs立海(去年の年末出たDVD)
まとめ:みんなかわいかった
 
質問ありがとうございます!この間フォロワーさんにありがたいことにテニミュ勉強会を開いてもらって感動して帰ってきたんですけど、テニミュってすごく素敵なジャンルなんですね!今まで全くと言っていいほど触れてこなかった分野だったため何もかもが新鮮でした。本当に何も知らない人間の感想なので、申し訳ないですが大丈夫な方だけ見ていただけると嬉しいです…。テニミュDVDはTDCホールの楽屋やらなんやらが大量に映るので悪いジャニヲタも要チェックですよ!
 
☆クオリティが高くてかわいい!
人間は夏の間中地下にこもってラケットを本気で振ったら別人になれるという伝説が蔓延ってもおかしくないぐらい初日の映像(なのかな?舞台中に挟まる謎の映像)と最終日に収録された本編映像に違いがあります。パンフレットも拝見させてもらったんですが、テニミュが俳優として初めてのお仕事なんて男の子もいたりして、そんな少年たちが一生懸命テニプリキャラと向き合っていい舞台を作ろうとしてるのがとってもかわいかったです。DVDを見ていると、ダンスも綺麗だし歌も上手で演技も出来て顔もかわいい完璧な男の子たちにしか見えないのですが、この日に至るまでに様々なことを乗り越えてきたのだろうと容易に想像できるのも素敵ですね。あとパンフレットの今までやってきた仕事欄とかいう普通は見栄と気合を表すプロフィールに「服屋店員役」とか書いてあるの斬新すぎて応援したくなります。
 
☆多和田秀弥くんかわいい!
多和田秀弥くん(イケ世)かわいくないですか!?かわいい!!!!手塚役の方なのですが、わたし、もともとテニプリではそんなに手塚くんのことは好きではないんですよね…強い男が好きなので…よく負ける男は嫌いなので…でもかわいい!!!!!こういうテニプリの好きなキャラと好きな俳優さんが一致しない問題っておそらくその界隈では頻出なんじゃないでしょうか。そして好きなキャラを演じている人と単純に好きな俳優さんを両方追っていった結果手広く深まっていくアレ。
 
☆ムダ毛がなくてかわいい!
テニスの王子様のキャラクターはほぼ中学生です。中学生なので、第二次性徴がまだ訪れていません。かわいいあの子も、かっこいいあの人も、みんなツルッツルです。実年齢28歳の俳優さんも中学生役なので腋がツルツルです。バックステージになると眉毛がなくなる厳ついキャストさんも足がスベスベです。若くて美しい沢山の男性が、東京の地下に集まって、腋毛を全て剃りながらひたすらにラケットを振る姿はマジで神に捧げられた巫女のようですよ!すごい!!!かっこいい!!!
 
DVDを見せていただいた程度で騒いですみません!楽しかったです!舞台も行ってみたいですね~。

こんにちは! 私は去年JUMPにハマり始めたド新規なのですが、CDを聴いていてたまに誰がどこを歌っているのかわからない時があります。 メンバーそれぞれの声や歌い方の特徴などがあれば是非教えてください!

こんにちは! 私は去年JUMPにハマり始めたド新規なのですが、CDを聴いていてたまに誰がどこを歌っているのかわからない時があります。 メンバーそれぞれの声や歌い方の特徴などがあれば是非教えてください!

 

《個人的なイメージ図》
(キャラメルマシュマロふわふわきゅるきゅるかわいいボイス)-伊-知-光-有-裕-山-薮-圭-高-(低音イケメンかっこいいボイス)

 

いのおくん
思いつく限りの甘い食べ物をはちみつに浸したみたいな声をしています。声が高くてかわいいので、尋常じゃない、本当にこの歌はこのキーで合ってるのか?みたいな疑問すら持てるパートを担当している可能性が高いです。いのおくんに関しては中島健人仕分けというのが既に確立されているのでまずはそれを実践してみてください。やり方は「これ、いのおくんかな?」と思うソロパートが出てきた時に、一旦その歌詞を書き出し、全ての語尾に「♡」を付けるだけです。書き出したハート付きの歌詞を読みながらもう一度その曲を再生し、ハート付きの歌詞にしっくりきたらそれはいのおくんです。

 

知念様
私はひかにゃんとの判別が難しいです。しかし声においては知念様の方がひかにゃんより子猫のようであるため、そこを基準に仕分けることができます。例えるなら質問主さんが膝にじゃんぷちゃん(猫)を7匹乗せていて手には猫じゃらしを持っているとして、猫じゃらしには目もくれずじゃんぷちゃん(猫)がぎゅっと集まった上に更に乗ってはそのまま寝てしまうのが知念様で、寄ってこないのに端の方でちらちら猫じゃらしを見つめているのがひかにゃんです。そういう目を持って歌を聴いてください。

 

ひかにゃん
私は知念様との判別が難しいです。ひかにゃんはかっこいい曲ならば稲葉になってくれるので違いが分かりやすいですが、かわいい曲だと二人でにゃんにゃんしてしまいます。少し前の曲であれば、「薮様のソロパートが近くにあるか?」などのポジショニングで仕分けても割と問題無かったりします(統計を取ったわけでもなんでもないので全然そんなことない歌の方がきっと多いです、でも薮様の後にひかにゃんのソロパートが来る感じなんとなくしない!?私はするよ!?)

 

有岡くん
中学校の校庭のような声をしています。歌う有岡くんを判別するためにはまず、幼稚園児になってください。その状態でじゃんぷちゃんのお歌を聴くと、一人、歌のおにいさん的な音声が聞こえてくるかと思います。その思わず付いて行きたくなってしまうまっすぐな声が有岡くんです。また有岡くんは時にラップを行いますが、非常にオシャレです。オシャレなラップが聞こえたら有岡くんと思って間違いありません。

 

裕翔くん
声質は少し山田さんと似ていますが、歌い方が全く違うので問題ありません。全ての発音がなんかこう、うにゅうにゅしています。普段の声が高いせいで低いキーの歌を歌われると見失うことも多いです。頑張ってください。自担の声とかかわいすぎるし真っ先に見つけて幸せになりたいものの一つなので判別方法とかもうよく分かりません。

 

山田さん
じゃんぷちゃんお歌クオリティ三傑その一です。歌においてもその類稀なる演技力を発揮し非常に叙情的な声を聞かせてくれます。食べていたパンを「一口ちょうだい」と言われ、一応あげたら半分も取られた、そういうことにたいする物悲しさが滲む切なくて美しい声です。

 

薮様
じゃんぷちゃんお歌クオリティ三傑その二です。音域が広いせいか、時折訳のわからないパートを担当しています。じゃんぷちゃん特有の性質であるビブラート禁止条約が最も色濃く出た歌い方を採用しており、レーザービームのように一点に力強く伸びる声が特徴です。

 

圭人くん
全ての音をローマ字で発音します。質問主さんは昨年からじゃんぷちゃんが好きということですが、ここで一回今まで得た圭人くんに対する知識を全て捨ててください。そして正月休みに海外旅行でもしようかと日本にやってきた、「sushi」「tenpura」「ninja」しか日本語を知らないイギリス人のケイトくん、という人を想像してください。偶然ケイトくんと知り合ったあなたは日本の歌を教えることにしました。ケイトくんは喜んで私たちの前でその歌を披露してくれます。そういう気持ちでじゃんぷちゃんの歌を聴き直してみてください。「えっケイトくん日本語上手だね!」と思わず言いたくなるその声が圭人くんの声です。

 

高木くん
じゃんぷちゃんお歌クオリティ三傑その三です。イケメンボイスすぎて曲調でパート割りが極端に左右されるので、かわいいお歌で高木くんのパートが「yes!」の三文字しか見当たらないとかそういうことがあっても、本当に三文字しかないので慌ててはいけません。反対に僕はヴァンパイアなどではソロパートの間隔が近すぎて忙しいなど素敵な出来事を私たちに見せてくれるので是非楽しんでください。

トリオの魅力を語ってください!

トリオの魅力を語ってください!

 

知念様お誕生日おめでとうございました!!!!!!!
 
トリオちゃんの魅力その1:同い年でかわいい
じゃんぷちゃんの中で唯一、トリオちゃんは同じ学校同じ学年で全人類が最も輝くとされている高校時代を始まりから終わりまで共に過ごしました。修学旅行は一緒の班、加えて何故か部屋まで同じ。3人縦に並んで話を聞き、体育では山田さんの走り方を茶化し、知念様がバク転をしたことに驚き、ゆとゆりちゃんが毎日二人で学食に走り、そうやって毎日が過ぎていく…どう考えてもすごくかわいいですね。5月、8月、11月と綺麗に3か月ごとに生まれているのもかわいい。
 
トリオちゃんの魅力その2:身長が全然違くてかわいい
山田さんが「携帯の電波みたい」と評するそのかわいい身長差は何よりの宝です。実際はとてもちいさい・ちいさい・デカいぐらいの差なのに「俺は中くらいだ」みたいな顔してる山田さんは特にかわいらしいですね。生年、人種、美しさ、どれも同じであるにも関わらず,、ここまで姿かたちに差が出るトリオちゃんを見ているとWe are the worldを歌いながら隣のアフリカ人とかと肩を組んで泣きたくなります。
 
トリオちゃんの魅力その3:アイドルでかわいい
本人たちの気質か、運営上の都合か、それとも何か影響しあっている事柄があるのか、トリオちゃんたちは3人ともアイドルに対し強い信念を持っています。アイドルはこうあるべき、こうあってはいけない、まさに24時間アイドルと言ってもいいトリオちゃんの高い気持ちや向上心はじゃんぷちゃんをより早く走らせる追い風になっています。お互いをライバルとかパートナーとか言い出すところもかわいい。真剣かわいい。
 
トリオちゃんの魅力その4:こぶたかわいい
以前コンサートで隣の席の方が山田さんと豚のイラストのうちわを持っていらっしゃったんですけど、綺麗にゆとゆりちゃんだけ豚足ピースをやって去っていったので辺り一帯が微笑みに包まれました。稀代のエースであるスター山田を財布と豚扱いするゆとゆりちゃんかわいい。ゆとゆりちゃんを撫でまわして山田さんにウン十万円の指輪が付いたかわいいおててで殴られて死にたい。
 
トリオちゃんの魅力その5:運命的でかわいい
同期でも無いのにオーディションの時点で既に出会っているゆとやまちゃん、頑張っている山田さんを静岡で見ていた知念様、知念様がかわいいことを会う前から聞かされていた裕翔くんが、まず旧7ちゃんとして親しくなり、じゃんぷちゃんとなって、なんやかんや(※1)ありつつ今の円満な状態に収まり、「トリオ」という、どう考えてもただの3人組を意味する単語を、ファンから呼ばれる略称として得ました。「トリオ」だけで山田さん、知念様、裕翔くんを指す言葉になる、これはどのジャンルでも中々ないことです。ヤバい…これ絶対運命のいたずらという名の神の導きですよ…すごい…
 
(※1)…なんやかんやはなんやかんやです